写真とは
ここでは、写真がなぜ生まれ
写真で何が出来るのかを述べたつつ
写真とは何かを記述したいと思います。
➀ 写真は自動化である
写真の始まりは、人力で作成していた写実画を太陽光により自動記録しようという「自動化」の試みでした。
下記が記録媒体ベースの、写真の自動化の大まかな歴史です。
「ピンホールって何?」という方は下記をご覧ください
写真は、読んで字の如く「真ヲ写ス」ことから始まり、自動化と細密化を目標とした改善の結果、今のような高精度、高画質を実現できているわけです。
➁ 写真は情報である
上で述べましたように、写真の始まりは真実を写すことから始まりました。
では、なぜ「写す」ことに意味があったのでしょうか。
それは、それによって得られる「正確な情報」には「価値」が発生するからです。
下記がその例になります。
証明写真
事件の現場写真
論文の写真
画面のスクリーンショット
ここで上げた例は、求める正確さの程度の差はあるものの正確な情報としての価値を最も大切にしたものです。
正確な情報であるという前提があってこそ、「情報」として保存し、伝達し、活用することが出来るのです。
➂ 写真は芸術である
「綺麗な写真を撮る」という言葉は、写真の芸術性を象徴する言葉です。
カメラの進化によって写真の正確性は十分に進歩し、ただの情報という無機質で物質的な目的を果たす上では十分な性能を持ちました。
その結果、本来の目的であった「正確性」は誰でも作ることが出来るものとなり、「芸術性」という別の指標が価値を持ち始めたわけです。
芸術写真(芸術写真 - Wikipedia)という言葉が、すべてを表しているでしょうか。
今はこの「芸術性」を求められる場合が多い時代になり、カメラマンは皆技術を磨こうと日々努力しているわけです。
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以上、写真とはなにかでした。