カメラ初心者講座

カメラ好きによるカメラ学習ページ

【F値】意味と使い方

F値について

F値について、先にまとめの図を載せてしまします。

人によっては、この図で十分な情報を得られるかもしれません。

f:id:tnkyu:20180911234331p:plain

この図は、F値が何を表すかと、写真の何に関わるかを表しています。

つまり、背景がボケた写真や明るい写真を撮りたい人は、

F値という言葉を絶対に知らなければいけないのです。

この記事では、このF値について説明します。

この説明をするために、まず「絞り」とは何か知る必要があります。

絞りのイメージがいまいちわかない人は、先に”絞り”

came-ra.hatenadiary.jp

を読んで頂けますと幸いです。

 

F値は「絞りの絞り具合」

では、F値についての説明を始めます。

結論から言いますが、デジタルカメラにおけるF値は、

「絞りをどれだけ絞っているか」を表現する言葉です。

 

つまり、

F値が小さい=絞りを開いている

F値が大きい=絞りを絞っている

ことになります。

大事なことは、F値が絞りをどれだけ絞っているかであって開き具合ではないことです。

ここまでの説明で、まとめの図の上半分が出来上がることになります。

f:id:tnkyu:20180911234640p:plain

 

 

F値は「明るさ」をコントロールする

ここから、使い方の話に移ります。

さて、明るさのついては、「絞り」の説明で少し触れたかと思います。

思い出していただきたいのが「絞り」はカメラに入ってくる光の量を調節しているという事。

F値の説明と光の量を結びつけると、下記のような関係になります。

F値が小さい ➡ カメラの中に入ってくる光が多い

F値が大きい ➡ カメラの中に入ってくる光が少ない

ここまでくれば、下記のイメージはすぐにわくかと思います。

F値が小さい ➡ 写真が明るく撮れる

F値が大きい ➡ 写真が暗く撮れる

実際に、F値以外の条件を固定して撮影した家の壁の写真を添付します。

<イメージ写真>

f:id:tnkyu:20180912001128p:plain

明るさの違いは一目瞭然ですね。

 

F値は「ボケ」をコントロールする

最後の説明になりました。ボケについてです。

ここでは、焦点深度という言葉を覚える必要があります。

ザックリいうと、焦点(ピント)が合う距離の範囲のことです。

下記の図を見てください。同じ被写体を撮っていますが、違いがありますね。

f:id:tnkyu:20180912232942p:plain

【答え】

(左)F値=5.6 :中央のみ焦点がが合っている

(右)F値=22 :近くも遠くもピントが合っている

 

この「近くから遠くのうちどれだけの範囲で焦点が合うか」を焦点深度と呼びます。

さらに、この写真で既にお分かりかもしれませんが、

F値が小さい ➡ 焦点深度が狭い(ある距離のみピントが合う)

F値が大きい ➡ 焦点深度が深い(ある程度の距離でピントが合う)

となっています。

ここまで来れば、F値とボケた写真の関係が分かるかと思います。

F値が小さい ➡ 背景をボカしやすい

F値が大きい ➡ 背景をボカしにくい

 

■まとめ

如何でしたでしょうか、F値についてざっくりと理解して頂けましたでしょうか。

最後に、再度まとめの図を載せて終わります。

どんどんF値を使って、愉しく写真を撮りましょう。

f:id:tnkyu:20180911234331p:plain

【絞り】意味と構造

■「絞り」とは何か

絞りは、レンズについている光の入り口のことです。

絞りを理解すれば、F値という非常に大切なパラメーターを理解できます。

このF値は、背景がボケた写真を撮りたい人には必須の知識なので、

先に絞りを理解しましょう。

■「絞り」の構造

下記のように板(羽根)が円形に取り囲んだ構造をしており、

それらの板がスライドすることによって中央の穴の大きさが変わります。

f:id:tnkyu:20180911001526p:plain

 

この「穴の大きさを変える」ことによって、絞りはカメラの中に入ってくる光の量を調整しています。

下の図のような構造をイメージして頂ければよいでしょう。

f:id:tnkyu:20180911002621p:plain

これが、絞りが行っていることのイメージです。

・絞りを開いている ➡ 入ってくる光が多い

・絞りを絞っている ➡ 入ってくる光が少ない

図を見たままですね。

 

 

まとめると下記のとおりです。

・絞りの意味 ➡ レンズの光の入り口

・絞りの構造 ➡ 複数の板が重なり合い動くことで、穴の大きさを調整している

 

このシステムを活用することで色々な写真が撮れるようになるので

イメージを忘れないようにしましょう。

ここまでが理解出来たら、次はF値についてです。

【ISO感度】意味と使い方

ISO感度は「光をとらえる能力」

デジタルカメラにおけるISO感度は、

結論から言ってしまうと「どれだけ敏感に光をとらえられるか」を表します。

つまり、デジタルカメラにおけるISO感度は、

ISO感度が低い ➡ 光をとらえる能力が低い

ISO感度が高い ➡ 光をとらえる能力が高い

となります。

 

ISO感度が高いと暗くても写真が撮れる

撮影環境の話に持っていくと、

ISO感度が低い ➡ 光をとらえる能力が低い ➡ 暗いと写真が撮れない

ISO感度が高い ➡ 光をとらえる能力が高い ➡ 暗くても写真が撮れる

となります(非常にざっくりした書き方ですが、、)。

 

ISO感度が高いと、写真にノイズがのりやすい

まず先に、「ノイズ」という言葉についてです。

「ノイズ」は、日本語で「雑音」とされる場合が多いですが、

Wikipediaによると下記のように書いてあります。ノイズ - Wikipedia

ノイズ (noise) とは、処理対象となる情報以外の不要な情報のことである。

つまりは、邪魔な情報です。

写真ならば、白いザラザラ赤、青、緑の斑点が出たりします。

何故こうなるかは置いておいて、ここでは結論だけ。

ISO感度が低い ➡ ノイズがのりにくい

ISO感度が高い ➡ ノイズがのりやすい

となります(これもまた非常にざっくりした書き方ですが、、)。

人によってはここで、

「でも暗いとISO感度をを上げないといけないんですよね、でもそしたらノイズがのりやすいんですよね。
てことは、暗いところじゃ綺麗な写真は無理なんですか?」

と思うかもしれませんが、そこはそこでノイズ低減ISO感度を下げて長時間露光など

色々な技があるわけです。

しかしそれはまた別のお話。

 

下記、まとめの図です。ご参考にしてください。

f:id:tnkyu:20180830223717j:plain

写真とは

ここでは、写真がなぜ生まれ

写真で何が出来るのかを述べたつつ

写真とは何かを記述したいと思います。

➀ 写真は自動化である

写真の始まりは、人力で作成していた写実画を太陽光により自動記録しようという「自動化」の試みでした。

下記が記録媒体ベースの、写真の自動化の大まかな歴史です。

「ピンホールって何?」という方は下記をご覧ください

ピンホールカメラ - Wikipedia

f:id:tnkyu:20180825124748p:plain

写真は、読んで字の如く「真ヲ写ス」ことから始まり、自動化と細密化を目標とした改善の結果、今のような高精度、高画質を実現できているわけです。

➁ 写真は情報である

上で述べましたように、写真の始まりは真実を写すことから始まりました。

では、なぜ「写す」ことに意味があったのでしょうか。

それは、それによって得られる「正確な情報」には「価値」が発生するからです。

下記がその例になります。

証明写真

事件の現場写真

論文の写真

画面のスクリーンショット

ここで上げた例は、求める正確さの程度の差はあるものの正確な情報としての価値を最も大切にしたものです。

正確な情報であるという前提があってこそ、「情報」として保存し、伝達し、活用することが出来るのです。

➂ 写真は芸術である

「綺麗な写真を撮る」という言葉は、写真の芸術性を象徴する言葉です。

カメラの進化によって写真の正確性は十分に進歩し、ただの情報という無機質で物質的な目的を果たす上では十分な性能を持ちました。

その結果、本来の目的であった「正確性」は誰でも作ることが出来るものとなり、「芸術性」という別の指標が価値を持ち始めたわけです。

芸術写真(芸術写真 - Wikipedia)という言葉が、すべてを表しているでしょうか。

今はこの「芸術性」を求められる場合が多い時代になり、カメラマンは皆技術を磨こうと日々努力しているわけです。

****************************

以上、写真とはなにかでした。

➀ 写真は自動化である

➁ 写真は情報である

➂ 写真は芸術である